カウンターでお酒のグラスを傾けながら一期一会を楽しみたくてバーへ飲みに行く/レストランやダイニング、専門店で食事をする/カフェでコーヒーを飲みながらくつろぐ…
いずれも大好きなロンマナの柱 RAIKAですどうも!
ひっしーも私もお酒の席や食事、コーヒーと全部大好きなことが高じて自分たちでカフェ&ダイニングバー ロンマナを開店するにいたったわけですが、たまにお客様からいただくご質問に
「カフェって喫茶店のことよね?でも、ダイニングバーって何?」
「バーとダイニングバーの違いは?」
「居酒屋とダイニングバーってどう違うの?」
「レストランとダイニングバーの違いがよく分からない」
「ロンマナは何?(笑)」
といったものがあります。
確かに、自分が普段まず行くことがない業態の飲食店のことはあまり知らない・よく分からないものですよね。
まずはよくある質問の中に出てくる各業態を簡単に説明しますと
- カフェ cafe
コーヒーや紅茶 他ソフトドリンクがメイン商品であり、軽食やスイーツも提供していたりする飲食店- バー Bar
お酒がメイン商品であり、大人の社交場としての空間を提供する飲食店- 居酒屋
主に日本酒や焼酎、ビールといった酒類とそれに伴う簡単な料理を提供する飲食店- レストラン Restaurant
主に料理と食事をする場所を提供する飲食店- ダイニングバー Dining Bar
料理・お酒ともにメイン商品であり、料理・お酒ともに力を入れている飲食店
ざっくりと、まぁこんな感じです。
そして、ロンマナはお昼はカフェ / 夜はダイニングバーですので、
お昼の営業時間帯はカフェ
コーヒーや紅茶 他ソフトドリンクがメイン商品であり、軽食やスイーツも提供していたりする飲食店
夜の営業時間帯はダイニングバー
料理・お酒ともにメイン商品であり、料理・お酒ともに力を入れている飲食店
に該当します。
さ て !
簡単に…ではありますが、各業態の説明をしたところでタイトルの本題へ入っていきたいと思います!
水=無料は当たり前?こんな来店者は飲食店に嫌われる!そうならない為に知っておいたほうが良いこと
この記事を書くきっかけになった私のツイートを引用します。
ロンマナもお水は有料です。
当店は1D1F制を宣言した上で、メニューにも “お水 400円(※ お薬を飲む用等は無料なので遠慮なくお申し付けください)” と明記してあります。
ただし!
当店でたくさん飲み食べしくださっているお客様には、無料でお水をお出ししておりますし、お水のおかわり無制限OK! https://t.co/1XCjnZqZIT— 蕾華?5/10(金)with王子&まどか 5月BDショー!乞うご期待♡ (@raika_otogi) 2019年4月23日
飲食店スタッフがストレスを感じメンタルを削がれる来店者『招かれざる客』の例
Twitterで某バーのオーナーさんがツイートしていた内容に同じ飲食店を営んでいる者として痛く共感したわけですよ。
やはり、ロンマナでも似たような事例が過去に多々ありまして…(;^_^)
- カフェタイムに2人で来店、
喋りながら入店・着席し、注文を伺いに行ったら「水!」とだけ言い放った来店者
…イラッとしたのをグッと堪えてソフトドリンクの注文を取りました。 - カフェタイムに2人で来店、
ソフトドリンクを注文した後にバッグからパンを取り出して食べようとした来店者
…さすがに「当店は食事も提供しているお店ですので、持ち込み飲食はご遠慮ください」とお伝えしました。 - ディナー&バータイムに1人で来店、
コーヒー1杯だけで3時間ほど4人席を占領し続けた来店者
…他にお客様がいない状態だったので、その人の退店まで耐えました。 - ディナー&バータイムに3人で来店、
最安値のフード1品だけを注文し、大きな声で喋り続けながら4時間近くひたすらお水だけをおかわりし続けた来店者
…何も飲まない食べないなら早く帰って~!!と心底願いながらイライラするのを堪えました。 - ディナー&バータイムに1人もしくは数人で来店、
「ご来店ありがとうございます。当店は1ドリンク1フード制となっております。お飲み物の注文からお伺いします」と伝えているにも関わらず『飲み物?水でええよ!』と言った来店者や『フード頼むのに飲み物も頼まなアカンの?』と聞き返してきた来店者
…再度「当店は1ドリンク1フード制ですので~」を繰り返してお伝えし、『じゃぁええわ!』と言って退店した来店者もあれば『しゃーない、烏龍茶で』とドリンクの注文をした来店者もありました。
いやいやいやいや…
なぜ、こういった感じの来店者はどこの飲食店でも『お水=無料で飲める』と思っているのでしょうか?
最後の過去例に至っては【当店は1ドリンク1フード制】って最初に伝えてますやん?(苦笑)
確かにロンマナでもお昼の営業時間帯《カフェタイム》は注文を伺う際に無料でお水をお出ししております。
それは
- ランチを食べに来てくれているお客様が殆どであること
※ 現在はランチ営業はしておりません。 - ランチ利用のお客様は1名様あたり1,000円前後のお会計になること
- カフェ利用のお客様はコーヒーを始めとしたドリンクの注文があること
などが前提にある【飲食店側(ロンマナ)が決めた無料サービス】だからです。
本来、『お水=無料サービス』は飲食店側の厚意というだけのものであり、来店者側から要求するものではないはずです。
飲食店側も対策を…苦肉の策を講じるしかない
飲食店スタッフも人間ですから、喜怒哀楽の感情を持っております。
やさしく丁寧な受け答えをしてくださるお客様にはとても好感・好意を覚えますからより丁寧に接客しようと気合が入ります。
また、進んでたくさん飲んで食べてくださるお客様には【嬉しい!ありがとうございます!】という感謝の気持ちと敬愛すら抱き、全力でおもてなししようとするものです。
しかし、『横柄な態度+飲み物すら注文しない+長時間居座る+お店のシステムにケチをつける・大きな声で文句を言う』といった来店者を歓迎する気は微塵ほども持てないのが正直なところです。
(いたんですよ!↑に書いた飲食店スタッフに嫌われる来店者の特徴をコンプリートしていた伝説級の人が!)
ロンマナを開店してから本当にビックリしたそんな事例を経て、
オーダーをうかがう際の【1ドリンク1フード制】の宣言と【お水 400円(※お薬をのむなどの場合は無料です。遠慮なくお申し付けください)】とドリンクメニューに明記するという現在に至りました。
そんなことはしたくなかったのですが、もうね、仕方なく…本当に苦肉の策ですよ。
入店着席して注文するお水はドリンク注文と同じ=有料であることが本来のカタチ
店名にカフェやバーを称している飲食店は飲み物がメイン商品であり、本来はお水にも値段がついているものです。
お店によってはミネラルウォーターを多種多様に取り揃えていたり、まれにドリンクメニューの中でお水が一番高いという飲食店(主にバー)もあります。
それが無料で提供されるというのは、その無料サービスを飲食店側が「あったほうが良い」「今、それが必要」と判断した場合だからです。
ロンマナでなら、当店で飲食してくださっているお客様が
「お薬をのみたいからお水が欲しい」
「お酒をたくさん飲んだから酔い覚ましにお水が欲しい」
「たくさん食べたから口直しにお水が欲しい」
と言った場合などです。
ロンマナでも当店でたくさん飲んだり食べだりしてくださったお客様には無料でお水を提供しております。
そういう《お客様》であれば、お水の無料提供・おかわり自由も全く厭いません!
むしろ、喜んでお出しします!!
だって、当店のお酒や料理をたくさん飲んだり食べたりしてくださっているのですから(笑)
たくさん注文してくれたと判断する基準ですか?
私的にはディナータイムであればドリンク 3杯以上/フード 3品以上です。
【まとめ】
ご縁あった方にはどこの飲食店からも『招かれざる客』にならないで欲しい
- カフェやバーを称している飲食店ではドリンク注文の第一声に『お水ください』と言うのは絶対にしないほうが良いです。
○○カフェや△△バーなど、カフェやバーを称している飲食店はドリンクが主力商品です!
お酒が飲めない方にはソフトドリンクという強い味方があります。 - 飲食店スタッフからの問いかけには丁寧に受け答えしたほうがお互いに気持ち良くいられます。
サービス業は奴隷業ではありません。
飲食店スタッフも人権がある同じ人間です。
お客様と飲食店スタッフであっても、立場はあくまで対等です。 - 大声で騒ぐのは周りのお客様の気分も害します。
騒ぎたいときは騒いでも大丈夫な場所へ移動するという方法があります。 - 何も注文しない状態でそのお店で居続けることは飲食店にとって迷惑行為にあたります。
店内状況によっては退店を告げられることもありますのでお気を付けください。 - 飲食店に飲み物や食べ物を持ち込むのはご法度です!
即退店を言われても仕方がない行為です。
2018年11月25日にロンマナをグランドオープンしてからまだ半年足らずの営業期間における私の体験談・経験談から言えることだけでもこんな感じになります。
こういう場面に直面することが多いのは、大阪の梅田という街の飲食店激戦区である阪急東通り商店街という場所柄だからでしょうか?
いいえ、到底そうは思えません。
同じような苦い思いをしている飲食店は世の中にたくさんあるようで、ちょっと検索すればいろいろ出てくる出てくる…
その中でも飲食店側としても利用者側としてもともに一読の価値ありと思えたスッキリまとめられている記事がありましたので紹介しておきます。
お時間があるときにでも読んでみてください。
飲食店に「嫌われる客」の特徴とその対処法。水だけ頼む客、長居する客、持ち込みをする客 etc…
この記事に関心を持ちここまで読んでくださり、誠にありがとうございます。
既にロンマナとご縁がある方、この記事にご縁があった方にはどんな飲食店からも『招かれるお客様・喜ばれるお客様』であっていただきたく存じます。
外食マナーとして既に知っている方はこのブログ記事の拡散を、
知らなかった方はこれからのご自身の振る舞いの参考にしていただければ非常に幸いに思います。